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2010年12月16日木曜日

拾い読み:モバゲー公取委立ち入り検査の先に見える 大手ソフトメーカーvs大手SNS宿命の対決


この手の独占的市場(厳密には寡占)って、ガラケーならではのもののように思えるのですよ。ガラケーユーザはそもそも他を探そうという考えに乏しいので、有名処が提供するものに依存してしまう傾向があります。一方スマートフォンの場合は使用感覚はPCと同じでしょう(現状ではね)。であればガラケー的な寡占は発生しないように思えます。

ただ、ネットワークはそもそもが自然独占に走るものですよね。MSしかり、Googleしかり。ゲームがSNSベースになった場合には、SNSについての自然独占が出現する可能性がありますね。今のところゲーム毎にSNSが形成されているわけですが、共通のSNSにゲームが付随するような形になった時には、SNSへの集中、独占が発生することになるでしょう。となると勝者はSNSを提供するところ、ということになるでしょう。

ネットワーク提供されるゲームに対して、こういったSNS環境を提供する、できる、ところってどんなところになるのでしょうね。記事にもありましたがNESからPSへの移行は、ソニーがゲーム会社に対して住みやすい環境を提供することができた点が大きいわけですよね。その時点でSONY自体はゲーム各社に対して中立的だった点もあるでしょう。となるとSNSがゲームの中核になるのであれば、ゲーム会社に対して、更には各携帯キャリアに対しても、中立なSNS環境を提供できるところ、というあたりでしょうか。後、現状では集金のシステムがキャリア依存ですから、集金能力も必要になりますか。能力や立場から考えると、アマゾンや楽天あたりが最も近い位置に居そうです。

1 件のコメント:

  1. いしじまてるよ2010年12月18日 16:20

    athさま

    はじめまして。いしじまてるよと申します。今回はダイヤモンドオンラインで連載中の「コンテンツ業界キャッチアップ」をお読みいただきまして、ありがとうございます。感想を拝見し、大変勉強になりました。

    SNSの寡占市場発生原理、ネットワーク自然独占に関しましてはathさまが仰る通りかと思います。おそらく、テレビCMが効果的に効く市場状態なのかどうかも、大いに影響しそうな感じがします。
    ちなみに、私自身は民放を全く見ないので、朝から晩までモバゲーなどのTVCMが流れている話は友人の指摘で知りました。スカパーのニュースチャンネルばかりをみているので、ショップジャパンのTVCMはやたら詳しいのですが(笑)。・・・

    また、
    >現状では集金のシステムがキャリア依存ですから、集金能力も必要になりますか。

    この部分はまさしく仰る通りでして、この部分はもう少し書くべきであったと反省しております。ビジネスにおいてお金の流れ方と技術的革新は、両方考えないとうまくいかないのですが、後者ばかりがスポットを浴びがちな気がします。
    あまりいいたとえではありませんが、新築マンションを建てても配管は昔のまま、という話に近いビジネスモデルはIT業界の場合は多いような感じがしてしまうのです。

    >能力や立場から考えると、アマゾンや楽天あたりが最も近い位置に居そうです。
    これは慧眼かと存じます。私自身はあくまで家庭用ゲーム業界から今回の話を書いたので、そこまでの選択肢はありませんでしたが、IT業界全体で見るとそこまでの選択肢はありでしょう。大変勉強になりました。

    寒い時期になりましたが、どうぞお風邪などを召されませんようお過ごしください。今後とも、「コンテンツ業界キャッチアップ」を、ご愛読いただけますようよろしくお願い申し上げます。

    2010年10月18日 感謝をこめて いしじまてるよ

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