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2011-03-30

Windowsマシン管理:Windows Defender無効化

Windowsマシン管理:Windows Defender無効化

今日も今日とてMSASCui.exe (via svchost)がCPUを喰いまくってマシンがまともに動かなくなりました。そこで調べてみたら、今回は有効な情報にヒット。MSASCuiはWindows Defenderの定義ファイルの更新に関連したプロセスのようなんですが、他にちゃんとしたウィルス、スパイウェア検出プログラムを入れているのであれば、これはなくてもいいプロセスですので止めてしまいましょうと。

言われてみてば御尤もです。Windows Defender だけだと保護が足りないと言って文句をつけてきますので、他にちゃんとアンチウィルスソフト入れるわけですが、今時のアンチウィルスソフトにはスパイウェア検知もやってくれますからね。であれば、やたらと高負荷のWindows Defenderなんぞは邪魔なだけです。ということでここのガイドに従ってWindows Defender、止めてしまいました。

ただ、注意が一点。コントロールパネルからWindows Defender のアプレットを起動すると、こいつ、手動スキャンしてから制御パネルを表示するようです。このため、クリックしてから画面が出るまでにやたらと時間がかかること。どうもMSの人間には制御というものが解っていないようです。

Evernote更新の案内 まったく新しい Evernote Web に:再設計されたインターフェイス、ノート共有機能も拡張してさらに使いやすく


素晴らしいの一言。見慣れたWindowsクライアント風のUIになって、使い勝手がすばらしく向上しています。いくつか、以前のバージョンにはあった機能が(今のところ)未実装になっているそうですが、私が普段使っている(Windows クライアントで)範囲であれば全く問題ありません。実に気持ちのいいUIになっています。ちなみにVista/Chromeでの使用感です。

あまりにも心地良いUIなので、これならスマートフォン(WMです)版のクライアントより便利かもと思って、Windows Mobile/Opera でも試してみたのですが、こちらはかなり残念。まずは初期画面がなかなか表示されません。そのまま放置していたら画面が出てきていましたので、動かないわけではなさそうですが、どうも反応が死ぬほど遅いようです。Opera Mobileで軽快に動いてくれれば(他のスマホに比べて)いまひとつUIのしょぼいWindows Mobile版クライアントの代用になるかと期待したのですが、それほど甘くはなかったようです。


拾い読み:Evernoteのデータ保護に関する三原則


そうそう、この3原則重要です。これでなければデータを預けることができません。まあ、他のストレージサービスもいまではこれは当たり前になっていますが、当初はこうじゃないものもありました。預かったものはサービス提供側が勝手に使うと宣言しているところまでありましたからね。

2011-03-24

拾い読み:Five tips for faster Web browsing | TechRepublic


WEBブラウジングの高速化は今や永遠のテーマになっていますよね。というわけで5つのTIPS。当たり前に近いものですが。なお、コメントでChromeを巡っての論争が発生しているようです。

1.速いブラウザを使う

これ自体は全くもってその通り、なんですが筆者が速いブラウザとして挙げているのが Google Chrome、さらにIEやFFからなら目に見えて速くなります、とか言ってしまったもので、コメント欄で論争が発生しています。まあ、少なくとも私の過負荷気味のノートPCでは、IE、FFは早い遅いという以前にまともに動作しません。まあ、そういう意味ではChrome最速(というかこれなら使用に耐える)です。

2.Flashを停める

これも全くその通り。ブラウジングで負荷が上がったと思ったらフラッシュの広告の所為だったりしますからね。全く電力節約のためにも勝手に走るフラッシュ広告は止めて欲しいものです。で、フラッシュを停める方法ですが、できればホワイトリスト方式(デフォルトで禁止、明示的に指示した場合のみOK)が望ましいのですが、ブラウザ単独ではサポートされていません。そこで紹介されているのがフラッシュブロッカープラグイン FlashBlock、早速入れてみました。

インストールは全く問題ないですね。上のプラグイン(Extension)ページにいって「Install」ボタンをクリックするだけです。インストールされると、アドレスバーの右端にアイコンが表示されます。アイコンクリック→Options... で設定ダイアログが開きます。設定ダイアログによれば、Silvetlight のブロックもできるようですね(オプション)。そしてホワイトリストも編集できるようになっています。デフォルトでは youtube だけが登録されています。

インストールしてフラッシュを使っているページをロードすると、フラッシュの表示域の左上(もオプションで変更可能)にブロックされた事を示すアイコンが表示され、そのアイコンクリックで、永続的に許可、一時的に許可、禁止、を選択することができます。許可したサイトはオプションのホワイトリストに登録され、そちらから設定を変更したり削除したりできるようになっています。ちなみに私のマシンでの、この拡張機能のメモリ使用量は8MB程、要らないフラッシュの負荷に比べれば充分に許容できるサイズです。

3.WEB閲覧の一時ファイルをRAMディスクに

言われてみれば御尤なのですが、ブラウザレベルでの設定方法は解説されていません。まあ、私の場合にはメモリに全く余裕がない(本来ならばメモリ増設すべき)のでRAMディスク利用は対象外ですね。ただ、一時的にでも、一時ファイルをUSB/SDメモリに配置できるようになっていると助かりそうです。

4.ツールバーを外せ

画面を占拠するだけでなく、最低限メモリを余分に占拠しますし、ものによってはネットワーク帯域を占拠するものもあるそうです。まあ、私の場合、ツールバーは一切ありませんので、これも対象外です。

5.Windowではなくタブを使え

これは言われるまでもなくそうしています。特にChromeでは(ひょっとして他のブラウザでもあるのかも知れませんが)タブをドラッグして順序(配置)を変えたり、別ウィンドウ表示にしたりできますからね。基本はタブ表示にすべきでしょう。

2011-03-23

拾い読み:アップデート: Evernote for iPad and iPhone « Evernote日本語版ブログ


ユーザーからのフィードバックで、画像のみのノートを一覧表示するときに時刻と位置情報を付けるようにしたそうで。これは便利な機能ですね。カメラで撮ったスナップショットを後でまとめ直すのに便利そうな機能です。問題はこの機能が私のWM版に反映されるのはいつになるのかな、というところです。

2011-03-22

拾い読み:山浦恒央の“くみこみ”な話(29):【番外編】タチの良い計測値、悪い計測値とは?


以前から読んでいたソフトウェア・メトリクスの栄光と没落」、前回で歴史編が完了し、次からメトリクスの現状に入るのかと思っていましたが、その前に今回及び次回、番外編で計測値の意味についての考察が入るようです。実際、計測値の意味について考えないで計測計測と喚く人間が一杯います。何を測るかというのはメトリクスで一番重要なことなのですが、結構おざなりにしている人が多いものです。物理系なんかの計測値はそれなりの歴史を持っていて意味のあるものだけが生き残っているわけですが、ソフトウェアのような新しい分野では計測値自体がまだ流動的なものもあるはずです。このあたりは次回に出てくるようなので期待しております。

2011-03-21

拾い読み:第434回:テザリングとは - ケータイ Watch


用語メモ。最初に聞いたのはiPhoneの日本での発売の頃、日本版(というかSB版)ではテザ・リング不許可という文脈で。それまでは単にモデム利用、とかいっていましたが、料金が定額に含まれるかどうかも重要なポイントになるのですが、そこまでを一言で済ます言葉が無かったので、都合のいい言葉がある、ということで印象に残りました。とはいっても仲々に使う機会も無く、Hybrid W-ZERO3買った頃には忘れ去っていましたね。

国内ではまだ少数派のテザリングですが、うちのHybrid W-ZERO3ではOK。が、少々不安定なんですよね。3G回線がSBのもののせいかも知れません。ちなみにPHS回線でもOK。Evernoteや、Mail程度であればPHS回線(は完全定額、基本料金内)で充分間に合います。そういう意味では Hybrid W-ZERO3 使い勝手のいいスマホなんですが、WMとその上のソフトがハングしまくるんですよね。そのあたりのバグが改修されたならいいマシンと呼んでやるのですが...

拾い読み:日本のユーザの皆さまのリクエストに応えて、Evernote for Android開発途上版を早期に提供開始 « Evernote日本語版ブログ


日本の大震災向けの情報を集めた共有ノートの案内です。
ただ、現状のモバイル版のevernoteでは、オフラインで共有ノートを保持することはできません。そこで、オフラインノート機能を持った「Evernote for Android開発途上版」を早期提供するとのことです。

拾い読み:技術的視点で迫るエジプトのインターネット遮断


ルータ間の経路情報いじるだけでネット遮断できてしまうと。考えて見ると恐ろしい話です。が電話なんかもそうですね。政府がその気になればネットワークが簡単に遮断できるという恐ろしい話です。では、政府がそのような行動に出たときに、本当の意味での草の根ネットワークを構成することは可能なのでしょうか。恐ろしく細い経路でならできなくも無いでしょうが、基本電波を使うとこになるので、簡単に特定されてしまいますね。思考実験として政府の抑圧の元でのネットワークの維持方法、とかを検討してみる面白そうです。

拾い読み:Pop Quiz: Computer Ports and Connectors


これは面白いですね。ポートの写真を見て何のポートか判りますか?というクイズ。まあ、見慣れたマーク、記号付きのものもありますが、最近見かけないものなんかも混ざっています。

拾い読み:サラサラ感が素敵! Evernoteと連携するデジタルペン「airpen Pocket」の書き味は?


注目のairpen Pocketの使用感レポート。コレ読むとやっぱり欲しくなりますね。一応、専用ソフトなしでもUSBで読める筈なので、うちのHybrid W-ZERO3経由でevernoteに送れるかもしれません。まあ、ちょっと小遣いで試すお値段ではないところが難点ですかね。かなり物欲が刺激されているのですが。

拾い読み:いま誰もが無料で使える、Evernoteの「プレミアム」を検証


evernoteのプレミアム版の使い方解説、といったものです。私は無料サービスしか使っていないのでね、まず金払ってからプレミアムの使い勝手を試すのは躊躇しますので、こういうレポートはありがたいですよ。意外な(といってはなんですが)使い方がネットワークストレージとしての使い方。無料サービスの範囲では思いつかない利用方法ですね。ただ、無料のネットワークストレージもありますし、また通信性能によっては却って使い勝手が悪くなりますからね。家で大きなファイル多数を登録しておいて移動先で読むようなイメージになりますかね。いまひとつピンと来ない使い方です。

2011-03-06

拾い読み:絶対わかる!企業ネットワーク冗長化技術の基礎


ネットワークの冗長化、個人ベースではまずやりませんので(といいつつも家の中の回線二重化しています、障害時は手動で切り替えですが)、いい勉強になります。


STP:Spanning Tree Protocol、新規ネットワーク構築ではあまり使われなくなってきているそうです。その辺りの解説も出てくるようです。こここではスパニングツリーの問題点として設定の面倒さ(たしかにハブに設定する項目多数ありますし)と、STPを使う場合にはループになっている経路が予備経路としてブロックされていて帯域的に損になっている(使われない)点の2点が挙げられています。確かに多重化の理想としては故障時の縮退運転ですから、そういう意味からは予備回線として普段使われない回線が出てくるのはいやな点ですね。記事には書かれていませんでしたが、後の解説読むと障害発生時の切り替えの遅さもSTPが使われなくなった理由のひとつのようです。


リングプロトコルはSWをリング上に接続して(リングトポロジ限定)2重経路を作って、経路の監視、切り替えを行なうもののようです。が、図をみてもこれが動作することが理解できません。SWの単一ポートダウンには対応できるのでしょうが、SW自体のダウンが起きると結局そのSWが落ちたままになって、そのSWに接続しているホストは通信不能になるように見えます。一応監視プロトコルはRFC3619 EAPS (Ethernet Automatic Protection System)、またはベンダーの独自プロトコルだそうで。

RFC3618見ると、末端のSWというより、基幹部分のネットワークの多重化を想定しているもののようですね。基幹部分をリングトポロジで構成してその先にサブネットワークが繋がるイメージのようです。このプロトコルで制御されるリングをEAPSドメインと呼んでいます。EAPSドメインを構成するSWは2ポートをリングの構築に使います(まあ当然ですね)。で、普段はその一方(プライマリ)だけを使い他方(セカンダリ)はブロックされていて、障害を検出(アラート&ポーリング)するとプライマリからセカンダリへの切り替えが行なわれる、というもののようです。特徴はこの切替が極めて高速に行なわれる(最短で50ミリ秒とか)点ですね。STPは切り替えに時間がかかるのが難点でしたから、これは優位な点でしょう。

リンクアグリゲーションはもともとはSW間の通信帯域を稼ぐための技術でしたが、冗長化手法としても用いられるようです。これもポート、回線のダウンには対応できますがSWダウンには駄目ですね。しかし正常時には倍の帯域が使えて、故障時には縮退運転になるという、正しい冗長化の手法になっています。

他にもベンダ独自の冗長化技術があるようです。ここではCISCOの Flex Linkが紹介されていました。しかしこういうのはマルチベンダ化に耐えるかどうかも重要なポイントなんですがね。メーカ系の解説だとそういう都合の悪いことは書かない傾向があります。困ったものです。STPあたりであればどのベンダーでもサポートしているのでしょうが、こういう新プロトコルですとサポート状況はどのようなものなのでしょうね。それとも単一ベンダで揃える(結果特定ベンダ依存になる)のが最近のトレンドなのでしょうか?


RFC2338のVRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)、およびスタック(というのは一般用語すぎるので不適切かと思いますが)の解説です。記事ではルータの冗長化の面から解説していますが、RFC2338では、エンドノードのデフォルトルータ設定を変更しないで冗長化ができる、すなわちデフォルトルータの冗長化、として解説されています。VRRPではデフォルトルータ相当のものを仮想ルータと呼び、フェイルオーバ検出によって複数のルータで仮想ルータの役割を引き継ぐためのプロトコルを提示しています。

ちなみにRFCでは似た目的を持ったプロトコルとしてCISCOのHot Standby Router Protocol [HSRP]、DECのIP Standby Protocol [IPSTB]を挙げています。

VRRPのキモは仮想ルータとして実在のルータとは異なったIPアドレス、MACアドレスを用意して、実在のルータに割り付けるところですね。障害等によって仮想ルータが切り替わった場合でもエンドノードからは同一のIP/MACアドレスでアクセスできるので遅滞なく通信を継続することが可能になっています(途中にSWHUBが入っているとMACアドレスを変えるとまずいので)。ルータがUNIXマシンあたりで構成されていたなら、このあたりの切替制御、スクリプトだけで実現できますしね。多分初期実装ではVRRPで通信しあうデーモンと切り替えのスクリプトの組み合わせで実装されていたのでしょう。

VRRPですが、マルチホームのUNIXマシンをルータにしている場合にはこれだけで特に問題は起きないのですが、ルータがSWHUBの機能を持っていると、ループが構成されてしまいます。このためSWHUB機能を持ったルータの場合にはSTP等と併用されるようです。

VRRPですが、これもマスタとバックアップ機の構成で、普段はマスタしか使われません。最近の発想ではこれはもったいない構成なので、通常時には2台ともが使用されてして、故障時に縮退モードとして、片肺動作になるような構成の方が資産的には好ましい構成になります。

記事では、このような構成の例としてCISCOのVSS(Virtual Switching System)が紹介されています。CISCOの製品紹介読むとクラスタ化されたルータ、といったイメージになっているようですね。ついでに前出のSWHUBのリンクアグリゲーションによる多重化構成と組み合わせて、無故障のネットワークを提供するようになっているようです。まあ、ベンダおまかせにはなりますが、たしかにこれは楽でよさそうです。


OSPFなどの動的経路構成のプロトコルを使うことによって、経路レベルでの冗長化を図ることができます。ただ、これは複数の機器群での管理になるため、設定が大変で、信頼性を上げるための工夫自体が(設定等の難しさによって)信頼性の低下をもたらす面もあるようです。

そこで出てくるのが機器自体を多重化して、単一の(固定の)経路で信頼性を担保しようという動きです。上の記事で出てきたCISCOのクラスタ化されたルータなんかもそういう方向の構成です。記事ではアラクサラのフォールト・トレラントSWが紹介されています(Alaxalaフォールト・トレラント・スイッチ解説)。たしかにこの構成なら経路設定は静的なままでも多重化構成による高い信頼性が得られます。難点は、単一ベンダ依存になるあたりでしょうか。ネットワーク機器ではなくインフラを購入するのだと割り切れば、ユーザ企業レベルであれば単一ベンダ構成でも悪くないのかも知れません。


負荷分散装置の話とサーバ側のNICの多重化の話との二本立てになっています。

負荷分散装置(ロードバランサー)はアクセス数の多いサイトではもう標準的に使われているのではないでしょうか。この記事では個別の装置固有の話は無しで、負荷分散のためのアルゴリズム(というか分散のルール)の解説にとどまっています。

記事では負荷分散基本ルールとして (1) 順番、(2) 通信の状態、(3) サーバリソース、を挙げていますが通信の状態とサーバリソースは一部被っていそうです。初期のWEBベースの負荷分散では、DNSラウンドロビンによる分散なんかもありましたが、現在ではWEBアクセスでのセッション維持までを可能にした負荷分散になってきていると思います。

OSSでの負荷分散システムの例としてLinux Virtual Server Project 日本語翻訳サイト、日本語翻訳サイトはインフォサイエンス提供、ただ翻訳の質は微妙でところどころに変な訳が見受けられます。チュートリアル単独の日本語訳もあります。こちらはVA Linux の翻訳で質は高いですね。ただ最終更新が2004-03なのでどこまで up-to-date か微妙なところです)が挙げられていますが、このページ読むとTCPコネクションベースでの負荷分散、をうたっていますね(そのためカーネルレベルで弄っているようです)。

サーバサイドの通信多重化についてはNICの多重化の話が挙げられているのですが、これに関しては解説はほぼ皆無で、NICベンダ、サーバベンダが提供する、と書かれただけです。この部分は少々残念です。

2011-03-03

拾い読み:iPhoneとiPod touchのために完全に再デザインされたEvernote 4


iPhone,iPod用のevernote新バージョンの案内です。テキストは基本、ビデオの内容の解説になっていますね。英語のアナウンス聞くよりも下の翻訳テキスト読んだほうが楽でいいですね。で、新版ですが、かなりの部分、android版に似ていますね。先日発表されたEvernote for Android 2.6 と比較してみるといいかと思います。ただ、iPhone版には期待のオフライン編集モード(フリー会員でも使用可)が追加されています。電波のつながりがいまひとつの国内のiPhoneユーザには朗報でしょう。で、こういう便利な機能、いつになったらWindows Mobile版に来ますかね。どうもWMの優先順位、どんどん低下してきているようです。

拾い読み:NECネッツエスアイ、iPhoneでデスクトップにアクセス!


iPhone,iPad用のリモートデスクトップ機能の紹介、半年ほど前(2010-07-01)の記事です。また、という感じですね。iPhoneならRDPがあったはずですし、VNCもあったと思いますが。ざっと調べた程度でこんなのがヒットしました。


この記事で紹介されているのは、NECネッツエスアイの「持ち出しマイデスク for iPhone & iPad」というものらしいのですが、どこが違っているのでしょうかね。この記事の範囲であれば、下手すればフリーソフトだけで揃ってしまいそうですが(sshもありますしね)。売っているのはセットアップ(セキュアにするならそれなりの設定が必要)込みのトータルサービスなんでしょうかね。NECネッツエスアイの製品(ソリューション)ページ見てもこの記事と同レベルの解説しか出ていませんでした。どういうメリットがあるのかいまひとつ判りにくいですね。

拾い読み:グーグルの「Art Project」--70億ピクセルの快楽


Google Art Project」の紹介記事です。見に行ってきましたが、凄いですね。さすがに美術館の中を歩きまわる(ストリートビューの美術館版ですね)はまだ使い勝手が良くないようですが(ズームや上下の視線移動なんかもあってどうにも難しくて、動ける範囲も制限付きみたいですし)、絵や彫像観て回るだけでも見応えがあります。とりあえず浮世絵の収蔵で有名だったよね、と思って見に行った、Freer Gallery of Art, Smithsonian収蔵の歌麿の「土蔵相模品川の月」(Moonlight Revelry at Dozo Sagami)、素晴らしいものでした。

惜しむらくはまだそれほど多数のものが公開されているわけではない(といっても相当のものなのですが、載っていないものも多数あるわけで)こと、これらの美術品(の画像)についての案内が弱いところでしょうか。Googleにいるのかどうかは知りませんが、美術館側になら間違いなくキュレーターがいるはずなので、協力してテーマに沿って美術品を見ていくガイドみたいなものが欲しいところです。