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2015年10月26日月曜日

闘病記 自動販売機訓練


リハビリは、理学療法、作業療法、言語療法という3つの担当者の共同で進められていきます。私もですが、いわゆる「リハビリ」でイメージするのは理学療法でしょう。これは運動面の不具合を修復していくもので、手をひっぱたり脚をひっぱたりとするものです。言語療法は文字通り言葉に関する障害の修復です。私には出ませんでしたが、一部の言葉が発声できなくなるとか、言葉が失われるような障害への対処です。そして作業療法、これは日常の動作についての不具合を修復しようというもので、単なる運動機能よりも一段上の、高次の機能の再訓練を行なうものです。

私の場合、言語については特に問題が無い(だろう)とのことで、リハビリは作業療法、理学療法のセットでした。当初の作業療法で異様に印象に残ったものがあります。作業療法では、手を使っての色々な(まあ日常的な)動作を試して行くのですが、その中にコイン(ゲーム用のコインみたいなもの)をスロットに入れて行く訓練がありました。見た目は自動販売機にお金を入れる動作そのものです。私は勝手に自動販売機の練習、と呼んでいました。

私の場合、不具合は左半身にかたまっていたので、左手でやってみてください、と言われてやってみたら、コインをボロボロと半分がところ落してしまうのですね。これは個人的には結構ショックで、ああ、もう自動販売機使えないのかと落ち込みました。まあ良く考えて見れば、右手なら使えるし、コイン一枚で買える自販機だってあるわけですしね。この話、娘にはパスモが使える自動販売機だってあるでしょう、と力付けられましたね。

この後気付いてみると、病院の自動支払い機、小銭は受け皿に投入するタイプでした。手の動きの悪い人に配慮したものだとのことです。転院したリハビリ専門病院では、外来ロビーの自販機まで受け皿タイプのもので揃えてありました。流石です。

なお動きの悪かった左手ですが、流石にリハビリ専門病院に転院して一ヶ月経った今ではほぼ普通に使えるようになっています。

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