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2015年10月22日木曜日

闘病記 脳溢血と麻痺


意識が戻ってしばらく、発作から約十日あたりから、絶対安静は解除されていきました。まずは束縛帯が緩められ、栄養点滴が終わって病人食(おかゆベース)に切り替わり、尿カテーテルも外されていきました。こうなって束縛がなくなってみると、食事の間、上半身を起こしていることができません。トイレには車椅子で運んでもらわないと行けません(まあベッドから車椅子、便座と車椅子の間の移動はかろうじて可能でした)。食事も箸ではできずにスプーンでないと食べられません(でも自力で食べられはしました)。どうやらこれが脳卒中による身体の各所の麻痺のようした。

さて以下の記載は、半分はあとで医者から聞いた話し(また半分は色々調べたネタ)になります。

脳溢血と書いてきましたが、Wikipedia的には脳出血にredirectされますね。こちらの方が今の用語なんでしょう。

脳出血では出血による血腫が神経を圧迫し、それによって(1)神経が壊死して機能不全を引き起こす、(2)神経が一時的に麻痺して機能不全を引き起こす、(3)療養のための安静が筋力低下等によって機能不全を引き起こす、のだそうです。

脳幹での出血では脳から延髄へと繋がる部分が圧迫を受けます。ここには生命維持のための神経も含まれていて、それらが機能不全になったならあの世にまっしぐらになるのだとか。出血によってどの神経がやられるかは全くの偶然だそうです。私の場合には幸い生命維持系統には影響が無かったようでした。

神経が壊死したケースは、これは回復不能だとか。でも大抵の機能は他の筋肉等で補償できるそうですね、まあ、訓練すれば、の話ですが。麻痺だけであれば血腫が吸収されて縮小すれば治る可能性があるそうです。ただし、これは下手すると年単位の時間がかかるそうです。筋力低下については再訓練すればまた動くようになります。ただ脳溢血の初期の段階、安静が解除された辺りでは、麻痺がどれによるものかは判別不能なんだとか。そういうわけで絶対安静が解除された辺りから即座に回復訓練、いわゆるリハビリが始まるのでした。

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