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2011年1月27日木曜日

Android開発環境のセットアップ

本家サイトAndroid Developersを読んで Androidの開発環境をセットアップしてみました。

一応、ここの情報が最新&公式。ここからAndroid SDKのダウンロードリンク(右上)に移動します。SDKダウンロードページには複数のパッケージが用意されていますが、Windows用にはインストーラパッケージがお勧めになっています。一応、Android SDKのセットアップ手順が簡単に記載されています。それによると、
  1. 開発用コンピュータを用意してシステム要件を満たしていることを確認する
  2. ダウンロードしたSDKスタータパッケージをインストールする
  3. EclispeにADT Pluginをインストールする
  4. SDKにAndroidプラットフォーム、及びその他のコンポーネントを追加する
  5. Android SDKの内容を見てまわる
だそうです。で、ダウンロード中にSDKインストールガイドを読んでおいてね、となっていますので読んでみましょう。こちらには上の手順についての詳細解説になっています。

1. 開発用コンピュータの準備

基本はJDKのインストールとEclipseのインストールです。JDKは JDK 5 または JDK 6、JREでは足りない(何が?)そうです。Eclipseは 3.4 (Ganymede) が必要で、3.5.1以降のバージョンを使う場合にはEclipse Classicパッケージ推奨になっています(この点他のインストール解説記事には記載されていませんでした)。さらにEclipseに、JDT plugin(必須)、Android Development Tools plugin (推奨)を追加します。

手元の環境では JDK6 が入っていますので、この点は問題なし。Eclipseは昔一時入れていましたが(容量その他の問題から)削除してしまっていたので追加。最新の3.6 (Helios) を入れたいので、ガイドのお勧めに従って Eclipse Classicパッケージを導入します。多くのWindows用パッケージと違って、これはディレクトリツリーをZIPしただけのものなのですね。アーカイブを \Program Files 配下で展開しました。Eclipseのイメージは \Program Files\eclipse 以下に配置されます。インストーラベースではないので、手動でスタートメニューにエントリを追加し、起動可能になっていることを確認しました。今度はこちらの解説には記載されていない点ですが、ワークスペースに文字エンコーディングをUTF8に変更しておきます(Window→Preference→General→workspace→Text File Encoding)。なお、Pluginの状況を確認すると(Help→About Eclipse SDK→Installation Details→Plug-ins)JDT pluginは Eclipse Classicでは初期状態で組込済のようです。

しかし手元の低速マシンではEclipse重いし反応悪すぎです。Perspective、Windowの切り替えの度に数分無反応になります。本気で開発するなら手元のマシンでは無理ですね。この反応の悪さでは実用になりません。画面、ウィンドウ切り替えている内にやっていることを忘れてしまいます。最近のソフトってマシンパワーに頼りきりになっているものばかりで嫌になってきます。皆軽く作る技術失っているのではないですかね。

2. スタータパッケージのインストール

Windowsのインストーラ版をダウンロードしたのでそのまま実行します。JDKの存在チェック(ちゃんとJDK6が検出されました)してパッケージを展開していきます(Eclipseとは無関係に展開しているようです)。で展開が終わると「Android SDK and AVD Manager」が起動されて必要な(追加の)ファイルのダウンロード、セットアップを開始します。

インストールしたなら、インストールパスをメモしておくように指示されています。ちなみに私のマシンではインストーラのデフォルトのままで、

C:\Program Files\Android\android-sdk-windows

ディレクトリにインストールされました。

3. ADT Plugin の Eclipse へのインストール

ADTは Android Development Toolsの略で、 Eclipse IDE で Android アプリを開発するための(Eclipse用)プラグインです。ということで、これをインストールするとこによって Eclipse IDEでの Android開発が可能になるようです。インストール方法については  Installing the ADT Plugin を読むように指示されています。読んでみましょう。

・システム要件

システム要件は Android SDK と同じですね。というか、ADT前提で Eclipse の要件が記載されていたようです。

・ADT Plugin のダウンロード

Eclipseの Update Manager を使って 最新のADT を入手するように指示されています。手順は Eclipse 3.4 (Ganymede)とそれ以降 3.5(Galileo) 3.6(Helios)で異なっています。手元のマシンには Helios を入れましたので、Helios 用の手順でダウンロードします。
  1. Eclipse起動→Help→Install New Software
  2. 右上の Add をクリック
  3. Add repository で、Name: ADT Plugin、Location: https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/ でOKクリック
  4. Available Softwareダイアログで Developer Toolsをチェックして Next クリック
  5. 次に表示されるウィンドウでダウンロードされるツールがリストされます。Nextをクリック
  6. ライセンス条項(のリスト)が表示されるので、確認の上 Finish をクリック
  7. インストールが完了したらEclipseを再起動
と記載されていますが、通常は 5. のところでエラーが出ます。Eclipseのデフォルトインストールの状態ではEclipse自体のアップデートサイトが登録されていないために、ADT Pluginが必要とする追加のコンポーネントを入手できないためのようです。この問題については、「ADT PluginがEclipseにインストールできない時の対処方法」に詳しく解説されていました。

Install New Shoftware で(Heliosの場合)http://download.eclipse.org/releases/helios を追加して(名前無しでいけます)、しばらくすると(対処方法のサイトではお茶を飲んで待つほど、となっていましたがそこまでひどくはないです、数分で表示されました)、追加(可能)コンポーネントの一覧が表示されます。サイトを認識させることが目的なので、ここではキャンセルして Eclipse を再起動します。

再起動後、再度 Help→Install New Software でダイアログを出しますが、2,3の手順は既に一回実行済なので再度やるとエラー(既に登録済)になります。登録済のサイトはダイアログの Work with のドロップダウンリストに入っていますので、そこから ADT Plugin を選択します。これによって一覧に(また)Developer Toolsが表示されますので、4. 以降の手順を繰り返します。今回は正常に動作するはずです。

Eclipseのインストールガイドによっては、インストール後にまず更新サイトを登録するように指示しているものがあります。そういうガイドに従ってちゃんと設定されていた場合には上記のようなエラーは出ません。残念なことに Android の公式サイトの環境設定ガイドではそこのところが抜けていたわけで。残念なことです。

・ADT Pluginの構成

次のフェーズは Eclipse にインストールされた ADT が、実際にインストールされた Android SDKを指し示すように構成することです。
  1. Window → Preferences で Preferense Panelを開きます
  2. 左側のパネルで Android を選択し、(それによって表示される)右側のパネルの SDK Location にインストールした Android SDK のパスを入力します(このためインストール時にパスをメモしておくように支持されていたわけで)。
  3. Apply をクリックすると Android SDK に含まれるターゲットのリストが表示されますので、OKをクリックして完了です。
ここまで来たなら Eclipse 側の設定は一段落で、中断していた(ことをそろそろ忘れそうですが)にAndroid SDK インストールガイドに戻ります。

4. プラットフォームとコンポーネントの追加

Android SDK はモジュラー構成になっていて、最初にインストールした部分(スターターパッケージ)にはその一部だけが含まれています。実際にAndroid開発を行なうには、ターゲットプラットフォーム用のモジュール、および追加のコンポーネントをダウンロードして追加設定する日露があります。ダウンロード/構成用のツールはスターターキットに含まれていますし、(上でEclipseを構成した後なら)Eclipseからも呼び出す事ができます。Eclipseからは、Window → Android SDK and AVD Manager で呼び出します。まずは呼び出してみましょう。

起動するとAndroid SDK and AVD Managerの画面が表示されます左側のパネルの「Installed packges」をクリックすると現在インストールされているパッケージの一覧が、「Available packages」で追加可能なパッケージの一覧が表示されます。以下の情報を参照して、必要なコンポーネントを追加します。既にインストールされているなら「Update All」で最新版に更新しておきましょう。

ですが、このインストーラ、出来が今一なのでしょうか、ローカルファイルのリネームあたりで結構エラーが多発しています。他のプロセスがファイル、ディレクトリにアクセスしている所為と言い張っていますが、調べるとアクセスしているプロセスはありませんので基本放置しています。パス間違って報告しているようで、 Virtual Storage 側にそれっぽいアクセスがありますが、アクセスしているのが System Daemonですからどうしようもありません。なにか本格的なトラブルになったらこの辺りを見直すとしましょう。

もう一件、USBドライバは Google サイトの方に入っていますが、これのインストールは何度やっても失敗しています。まあ、差し当たって Android 実機を繋ぐ予定はないので良しとしておきましょう。

ひょっとして、と思いついてSDK Managerを単独で起動して(Eclipse経由でなく)試したところ、すべてスムースに動作しました。何の事ない、Eclipseの実行環境とのすり合わせが悪いのでしょう。Eclipse側が勝手に変更していそうです(いままでの経験的に)。

利用可能なコンポーネント
  • SDK Tools: Android SDKのスターターパッケージに含まれていてます。プラットフォーム独立のツール群のようです。詳しくは Developers Guide の Tools セクション参照。
  • SDK Platform-tools:プラットフォーム依存のツール群のようです。これも詳しくはDevelopers Guide の Tools セクション参照。
  • Android platforms:判りにくいですが、どうやらAndroidバージョン対応のコンポーネントのセットのようです。バージョン毎に、ライブラリ、システムイメージ、サンプルコード、エミュレータスキン、バージョン依存のツール、が含まれているとのことです。
  • USB Driver for Windows:Windowsのみで、Androidの実機を繋ぐためのUSBドライバのようです。
  • Samples:プラットフォーム(バージョン)毎のサンプルコード。開発をはじめるに当たってはダウンロードしておくべき、と書かれています。
  • Documentation:APIドキュメントのローカルコピー。ヘルプを見に行くたびにネットアクセスするのが嫌ならダウンロードしておくべきでしょう。
推奨されるコンポーネント

基本
SDK Tools
SDK Platform-tools
SDK Platform
推奨
Documentation 
Samples
USB Driver
フル
Google APIs
Additional SDK Platforms

5. SDKを探検

と仰々しく書かれていますが、どこに何があるかを把握しておきましょう、ぐらいのものですね。後、環境変数にSDKツールのパスを追加しておくことが推奨されています。まあ、これはしばらく放置しておきます。

以降のステップ

開発環境セットアップしたのは使ってみたいからで、実際に使ってみなければただの飾りです。ということでこの節で、今後の進む方針が書かれていますので、ここのガイドに従って少々遊んでみることにします。


まずはこのチュートリアルを読んで(というかチュートリアルに従って操作して)Android SDKベースでの開発がどういうものかを体験しましょう、と書かれています。

Androidについて学ぶ
  • Dev Guide を読んでどのような情報が提供されているかを見てみましょう
  • What is Android? を読んで Android がどういうものかを学びましょう
  • Application Fundamentals を読んで Android Frameworkとその上でアプリケーションがどう動くかを学びましょう
  • Reference tabのAndroid framework API specificationに目を通しておきましょう
開発ツールについて調べる

完全な(っていうのは入出力を持ったという意味でしょう) Android アプリケーションでシステムAPIの使い方が提示されます。適度に複雑なアプリケーションで、設計上の重要なポイントとアーキテクチャ上の概念とを学びます。

コードを読みましょう

Android SDK にはそれぞれのプラットフォームバージョンごとにサンプルコードとアプリケーションが含まれています。Resources tabからたどるか、あるいはダウンロードされたものを見て回ります。

Android開発者グループ

コミュニティページでどのような開発者グループがあるかを見てください。特に、Android Developers groupを見てAndroidの開発コミュニティの雰囲気を感じ取ってください。

ということでまずは Hello World チュートリアルですね。

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